自立支援の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。
正解は 5
自己選択・自己決定を支援すること
1不正解
対象者は、介護保険の要介護3以上の人に限られること
自立支援は要介護度に関わらず、支援を必要としている人が対象となります。
よって不正解です。
2不正解
対象者は、意思表示のできる人に限られること
社会福祉サービスの利用者となる人の中には、意思表示の困難な人も含まれます。
こうした人のニーズを汲み取り、本人が望む生活が送れるように自立を支援することも、介護職の役割のひとつです。
よって不正解です。
3不正解
ADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)を回復すること
身体的な自立に貢献しても自立には多くの種類があり、ADLの回復だけでは、こうした全ての自立の条件を満たすことはできません。
よって不正解です。
4不正解
経済的自立を目指すこと
自立には多くの種類があり、経済的な自立だけを扱うのが自立支援ではありません。
よって不正解です。
5正解
自己選択・自己決定を支援すること
利用者の自己選択や自己決定は、自立において重要な要素になります。
よって正解です。
ポイント解説
自立支援の基本的な理念を示した資料としては、1994年に高齢者介護・自立支援システム研究会が発表した「新たなる高齢者介護システムの構築を目指して」があります。
この中では、自立支援について「高齢者が自らの意思に基づき、自立した質の高い生活を送る事ができるように支援すること」と定義しており、利用者の意思を尊重しながら、そのニーズを満たしていくことが重要とされています。
したがって、自立支援の目的はADL(日常生活動作)の回復による身体的な自立した生活の実現ですが、さらに精神的、社会的、経済的など、QOL(生活の質)の向上とともに、利用者の自己選択・自己決定を支援することも重要なのです。
