問題 35

自立支援の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

[第29回(2017年) 生活支援技術]

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正解は 5

自己選択・自己決定を支援すること

1不正解
対象者は、介護保険の要介護3以上の人に限られること

自立支援は要介護度に関わらず、支援を必要としている人が対象となります。

よって不正解です。

2不正解
対象者は、意思表示のできる人に限られること

社会福祉サービスの利用者となる人の中には、意思表示の困難な人も含まれます。

こうした人のニーズを汲み取り、本人が望む生活が送れるように自立を支援することも、介護職の役割のひとつです。

よって不正解です。

3不正解
ADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)を回復すること

身体的な自立に貢献しても自立には多くの種類があり、ADLの回復だけでは、こうした全ての自立の条件を満たすことはできません。

よって不正解です。

4不正解
経済的自立を目指すこと

自立には多くの種類があり、経済的な自立だけを扱うのが自立支援ではありません。

よって不正解です。

5正解
自己選択・自己決定を支援すること

利用者の自己選択や自己決定は、自立において重要な要素になります。

よって正解です。

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ポイント解説

自立支援の基本的な理念を示した資料としては、1994年に高齢者介護・自立支援システム研究会が発表した「新たなる高齢者介護システムの構築を目指して」があります。

この中では、自立支援について「高齢者が自らの意思に基づき、自立した質の高い生活を送る事ができるように支援すること」と定義しており、利用者の意思を尊重しながら、そのニーズを満たしていくことが重要とされています。

したがって、自立支援の目的はADL日常生活動作)の回復による身体的な自立した生活の実現ですが、さらに精神的、社会的、経済的など、QOL(生活の質)の向上とともに、利用者の自己選択・自己決定を支援することも重要なのです。

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