問題 80

軽度のアルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer?stype)に認められる症状や日常生活上の障害として、最も可能性の高いものを1つ選びなさい。

[第29回(2017年) 認知症の理解]

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正解は 4

炊事の自立困難

1不正解
小刻み歩行

小刻み歩行が早期から見られるのは、レビー小体型認知症です。

アルツハイマー型認知症で小刻み歩行が見られるのは高度になった場合のため、軽度の場合では不正解になります。

2不正解
嚥下障害

嚥下障害が早期からみられるのは、脳血管性認知症です。

アルツハイマー型認知症では、嚥下機能は最後まで保たれることが多いとされているため、不正解です。

3不正解
尿失禁

尿失禁がみられるのは、症状が進行した高度なアルツハイマー型認知症の場合です。

軽度のアルツハイマー型認知症では、尿失禁はない場合が多いため不正解です。

4正解
炊事の自立困難

軽度のアルツハイマー型認知症では、遂行機能障害が起こることが特徴のひとつとされています。

これにより炊事などの計画性が必要な行為は難しくなる可能性が高いため、正解です。

5不正解
入浴の自立困難

入浴に説得を要する状態になるのは、中等度のアルツハイマー型認知症とされています。

軽度のアルツハイマー型認知症では、入浴は自立できている場合が多いと考えられるため、不正解です。

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ポイント解説

アルツハイマー認知症の進行度を判断する尺度FAST」によれば、軽度の場合では遂行機能障害が起きることが特徴とされています。

レビー小体型認知症や脳血管性認知症とは全く違う症状が現れることが多いため、違いを理解し適切な介護が行えるようにすることが望ましいでしょう。

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