コミュニケーションがより円滑になるように、開かれた質問をする目的として、最も適切なものを1つ選びなさい。
正解は 3
漠然としていて伝わらない利用者の考えを明確にする。
「開かれた質問」は答えが決まっていないので、自由な言葉で答えられる質問です。
反面、緊張している状況では、自由度が高すぎて「どう答えて良いかわからない」と悩んだり、苦痛を感じたりしてしまいます。
相手の緊張をほぐすには「閉じられた質問」のほうが適切です。
口数の少ない利用者に開かれた質問で無理に返答させようとすると、気持ちに負担をかけてしまいます。
タイミングを見ながら、その時その時の相手の気持ちにふさわしいコミュニケーションの取り方を考えることが大切です。
「どう思いますか?」といった開かれた質問に自由な言葉で答えることで、本人にも見えていなかった気持ちを客観的に整理することができます。
「開かれた質問」は自由な語りが目的ですから、傾聴の姿勢を大切にしなければなりません。
それよりも、なぜ同じ話を繰り返し話すのか、その理由や気持ちを理解しようとすることが必要です。
コミュニケーション能力が低下している利用者にとって、開かれた質問は負担になってしまいます。
そのため、「はい」や「いいえ」で答えられる、閉じられた質問でコミュニケーションを図ると良いでしょう。
ポイント解説
「開かれた質問」はオープンクエスチョンとも呼ばれます。
「どこへ行きたいですか?」「公園です」というように自由に答えられる一方で、本人が自分の意思をはっきり表現する必要もあります。
「閉じられた質問」(クローズドクエスチョン)は答えが「はい」や「いいえ」など、単純で誰でも答えやすい質問です。
「よく眠れましたか?」「いいえ、眠れませんでした」のようなやりとりが考えられます。
相手の状態や気持ちを汲み取りながら、2種類の質問を使い分けていくことが必要です。
