問題 90

高次脳機能障害(higher brain dysfunction)の主な症状の1つである社会的行動障害に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

[第30回(2018年) 障害の理解]

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正解は 4

ちょっとしたことで感情を爆発させる。

1不正解
自分で計画を立てて物事を実行することができない。

遂行機能障害についての説明なので正解ではありません。

1人では計画的に物事に取り組めない、周囲からの指示が必要、時間を守れない、といった傾向があります。

2不正解
2つのことを同時にしようとして混乱する。

注意障害についての説明なので、不正解です。

何か作業をするときの集中力や注意力が低下した状態になります。

3不正解
新しいことを覚えられなくて何度も人に聞く。

記憶障害に関する説明なので、正解ではありません。

人や物の名前が出てこない、自分で置いたものの場所がわからない、といった症状があります。

4正解
ちょっとしたことで感情を爆発させる。

社会的行動障害についての説明なので、これが正解です。

感情や欲求を自分でコントロールする力が弱まっていきます。

ちょっとしたことでもすぐ怒ったり、大げさに笑ったりするほか、食べすぎや浪費をしがち、といった特徴があります。

5不正解
人に指示をしてもらわないと動けない。

遂行機能障害についての説明なので不正解です。

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ポイント解説

高次脳機能障害はケガや病気など、脳に受けたダメージが原因で日常生活に影響がでる障害です。

生まれつきの障害ではなく、脳疾患や交通事故などがきっかけで発症します。

高次脳機能障害の主な症状は、次の4つです。

  • 記憶障害:忘れやすい、新しい物事を覚えづらい
  • 遂行機能障害:計画的に最後まで作業を行えない
  • 注意障害:ぼんやりする、集中力が落ちる
  • 社会的行動障害:感情や欲求のコントロールができなくなる
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