問題 105

排便の仕組みに関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

[第31回(2019年) こころとからだのしくみ]

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正解は 5

排便時には、外肛門括約筋を意識的に弛緩させる。

1不正解
仰臥位は、排便しやすい姿勢である。

仰臥位(背中を地につけて横になった姿勢)の場合、腹圧をかけにくくなり、また重力を利用した排便が難しくなります。

よって不正解です。

2不正解
交感神経は、直腸の蠕動運動を促進させる。

蠕動運動(消化管の運動)を促進させるのは副交感神経で、交感神経は蠕動運動を抑制させます。

よって不正解です。

3不正解
食事をとると、便意はおさまる。

食事で胃に刺激が与えられると大腸の働きが活発になり、直腸に便が送られて便意が生じます。

よって不正解です。

4不正解
息を吐きながら腹圧を低下させると、排便は促される。

排便を促すためには、腹圧を高める必要があります。

よって不正解です。

5正解
排便時には、外肛門括約筋を意識的に弛緩させる。

排便時には、外肛門括約筋を意識的に弛緩させることになります。

ちなみに、肛門周囲には意識的にコントロールできない内肛門括約筋と、意識的にコントロールできる外肛門括約筋が存在します。

よって正解です。

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ポイント解説

高齢者は、肛門周囲の筋力の低下や腸機能の低下により、便秘が起こりやすくなります。座位で前傾姿勢を取り、腹圧を高めると排便が促されます。

また、特に食事後は便意が起きやすいタイミングです。なぜなら、食事で胃が刺激されると大腸の働きが活発になるからです。これを胃結腸反射と言います。

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