口腔内(こうくうない)・鼻腔内(びくうない)の喀痰吸引(かくたんきゅういん)に必要な物品の管理に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
正解は 5
吸引物は、吸引びんの70~80%になる前に廃棄する。
1不正解
吸引チューブの保管方法のうち、乾燥法では、浸漬法(しんしほう)に比べて短時間で細菌が死滅する。
乾燥法は吸引チューブ内の乾燥を保つことが難しいため不正解。浸漬法(しんしほう)に比べて、短時間で細菌が死滅するとは言えません。
2不正解
浸漬法(しんしほう)で用いる消毒液は、72時間を目安に交換する。
浸漬法(しんしほう)で用いる消毒液は、24時間を目安に交換すべきであるため不正解。
3不正解
吸引チューブの洗浄には、アルコール消毒液を用いる。
吸引チューブの洗浄は、アルコール消毒液ではなく洗浄水を用いるのが適切であるため不正解。
4不正解
吸引チューブの洗浄水は、24時間を目安に交換する。
吸引チューブの洗浄水は、少なくとも8時間を目安に交換すべきであるため不正解。
5正解
吸引物は、吸引びんの70~80%になる前に廃棄する。
吸引びんの70~80%になる前に廃棄するのは適切な対応であるため正解。
ポイント解説
喀痰吸引(かくたんきゅういん)に使用する物品は常に清潔にしておくことが大切です。吸引チューブの保管方法は、乾燥容器に入れて保管する乾燥法と、消毒剤に浸して保管する浸漬法(しんしほう)などがあります。吸引チューブの消毒・洗浄を怠ると、呼吸器官に細菌・ウイルスが侵入し、感染を引き起こす恐れがあるため危険です。吸引物については、吸引びんがあふれ、吸引モーターに逆流するという事態を確実に避けるために、満杯に近い状態になる前の段階で廃棄しなければなりません。
