問題 77

認知症ケアにおける「ひもときシート」に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

[第34回(2022年) 認知症の理解]

すべて見る アイコン

正解は 3

言動の背景要因を分析して認知症(dementia)の人を理解するためのツールである。

1不正解
「ひもときシート」では、最初に分析的理解を行う。

「ひもときシート」では、最初に行うのは分析的理解ではなく評価的理解です。よって不正解です。

2不正解
認知症(dementia)の人の言動を介護者側の視点でとらえる。

「ひもときシート」では、認知症の人の言動は介護者側ではなく、認知症の人の側の視点でとらえます。よって不正解です。

3正解
言動の背景要因を分析して認知症(dementia)の人を理解するためのツールである。

「ひもときシート」は、言動の背景要因を分析して認知症の人を理解しようとするツールです。よって正解です。

4不正解
評価的理解では、潜在的なニーズを重視する。

「ひもときシート」の評価的理解では、潜在的なニーズではなく、介護者が自分の気持ちと向き合うことが重視されます。よって不正解です。

5不正解
共感的理解では、8つの要因で言動を分析する。

「ひもときシート」では、8つの要因で言動を分析するのは共感的理解ではなく分析的理解です。よって不正解です。

アイコン

ポイント解説

「ひもときシート」とは、評価的理解→分析的理解→共感的理解という3段階により、認知症の人をアセスメント(情報収集、生活課題の発見、ニーズの把握)するツールのことです。

最初の評価的理解の段階では、認知症の人に対して感情的な対応・理解をしていないか、介護者自身が自分の気持ちと向き合います。

2番目の分析的理解は、情報を整理した上で認知症の人の言動や行動を分析して背景要因を探る段階です。

最後の共感的理解は、それまでのプロセスで得た理解を通して、介護者が認知症の人に共感する段階です。

無料で会員登録する