問題 11

Fさん(19歳、女性、身体障害者手帳2級)は、先天性の聴覚障害がある。Fさんは大学生で、授業のときは手話通訳者が配置されている。Fさんは筆記による定期試験を受けることになり、試験実施に関する配慮を大学に申し出た。

次の記述のうち、Fさんの申し出を踏まえた合理的配慮として、最も適切なものを1つ選びなさい。

[第35回(2023年) 社会の理解]

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正解は 4

試験監督者が口頭で説明する内容を書面で渡す。

1不正解
受験時間を延長する。

受験時間の延長は配慮の一つと考えられるが、先天性の聴覚障害であるFさんに対して最優先の配慮とはいえないため不正解。

2不正解
試験問題の文字を拡大する。

先天性の聴覚障害であるFさんに対して、試験問題の文字の拡大は必要な配慮といえないため不正解。

3不正解
テキストの持ち込みを許可する。

先天性の聴覚障害であるFさんに対して、テキストの持ち込みの許可は必要な配慮といえないため不正解。

4正解
試験監督者が口頭で説明する内容を書面で渡す。

試験監督者が口頭で説明する内容を書面で渡すことは、先天性の聴覚障害であるFさんに対する適切な配慮といえるため正解。

5不正解
問題を読み上げる。

先天性の聴覚障害であるFさんに対して、問題の読み上げは必要な配慮といえないため不正解。

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ポイント解説

障害者差別解消法による合理的配慮について問う問題である。合理的配慮とは、「障害のある人から社会的障壁を取り除くために対応が必要」との意思が伝えられた場合に、行政機関等や事業者が、負担が重すぎない範囲で必要かつ合理的な対応を行うことである。合理的配慮の考え方などを押さえておくことが必要である。

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