個別性や多様性を踏まえた介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
正解は 2
生活習慣は、生活してきた環境から理解する。
1不正解
その人らしさは、障害特性から判断する。
その人らしさは性格や人格、価値観、生活歴など多くの要素から総合的に判断するものであり、障害特性のみで判断するものではないため不正解。
2正解
生活習慣は、生活してきた環境から理解する。
生活習慣は長い期間にわたり繰り返し行われてきた行為であり、個々の利用者によって異なるため、利用者が生活してきた環境から理解することが必要であるため正解。
3不正解
生活歴は、成人期以降の情報から収集する。
生活歴は、成人期以降の情報だけでは不十分なため不正解。
4不正解
生活様式は、同居する家族と同一にする。
生活様式を同居家族と同一にすることは、個別性や多様性を無視することになるため不正解。
5不正解
衣服は、施設の方針によって統一する。
衣服を施設の方針で統一することは、利用者の個別性や多様性を完全に無視することになるため不正解。衣服は個性や趣味・趣向を表現する重要な手段の一つである。集団生活であっても、利用者の好みや気分に応じて選択できるようにするなど、個別性を尊重した対応が必要である。
ポイント解説
介護福祉の現場では、利用者の個別性や多様性を尊重した個別ケアが重視されている。
これは認知症や障害のある人に対しても同様である。
個別性や多様性に基づいた介護を行うためには、利用者の生活歴を幅広く把握することが不可欠である。
生活歴には幼少期から老年期に至るまでの情報が含まれ、家族関係、職歴、結婚歴、趣味、嗜好など、生涯にわたる様々な側面を考慮する必要がある。
これらの情報を総合的に理解することで、その人らしさを尊重した介護が可能となる。
