問題 9

地域福祉において、19世紀後半に始まった、貧困地域に住み込んで実態調査を行いながら住民への教育や生活上の援助を行ったものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

[第36回(2024年) 社会の理解]

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正解は 5

セツルメント

1不正解
世界保健機関(WHO)

世界保健機関(WHO)は1948年設立の国際機関で、セツルメント運動とは異なるため不正解。

2不正解
福祉事務所

福祉事務所は社会福祉法に基づく行政機関であり、セツルメント運動とは異なるため不正解。

3不正解
地域包括支援センター

地域包括支援センターは2006年の介護保険法改正で設置された高齢者支援機関であり、セツルメント運動とは異なるため不正解。

4不正解
生活協同組合

生活協同組合は消費者が運営する非営利団体であり、セツルメント運動とは異なるため不正解。

5正解
セツルメント

セツルメントは19世紀後半に始まった貧困地域での住み込み型支援活動を指すため正解。

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ポイント解説

セツルメント運動とは、19世紀後半にイギリスで始まった地域福祉活動のことである。

この運動の特徴は、社会福祉援助者が貧困地域に住み込み、実態調査を行いながら住民への教育や生活支援を提供したことにある。

1884年にロンドンで設立されたトインビー・ホールが世界初のセツルメント施設とされ、その後、アメリカ、フランス、カナダ、日本など世界中に広がった。

日本では「隣保事業」として発展し、地域改良運動の一環として重要な役割を果たした。

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