足の重みを利用して残存機能を活用しよう!
今回は残存機能の活用によりベッドから楽に起き上がることができる方法をご紹介します。介護の世界では、寝る場所と食べる場所を分ける、“寝食分離”という言葉が広く周知されています。QOL(Quality Of Life)を高めるうえで、できるだけベッドに横になっている時間を減らそうという意識はとても重要です。腕の力がある方の場合はただ起き上がらせるのではなく、残存機能を活用してもらうことで介護の重度化を防ぎましょう。両足を先に下ろすこと、手でマットレスを押すように起き上がることがポイントです。
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起き上がりの準備をする

ベッドの高さを合わせる
ベッドは介助者の腰に負担のない高さにしておきます。
(00:09〜00:15)

体ごと介助者の方に向いてもらう
腕は胸の上で組んで、両膝を立ててもらいます。ベッドに接している面積を減らしたら、体ごと介助者の方を向いてもらいます。
(00:16〜00:28)
両足を先に下ろしてマットレスを押す

両足をベッドから下ろす
横向きのまま、両足をベッドから下ろします。身体の中でも重い部位である足が下がると、上半身を起こしやすくなるわけです。
(00:29〜00:31)

上半身を起こす
肩に手を当て、上半身を起こします。このとき、介助は被介助者が肘で体を支えられる状態までに留めましょう。
(00:32〜00:36)

マットレスを押すようにして起き上がってもらう
今度は手のひらに体重をかけながら、少しずつ起き上がってもらいましょう。このとき、手のひらでマットレスを押すように力を加えるのがポイントです。
(00:37〜00:43)
ベッドの高さを低くする

足がしっかりつくまでベッドを下げる
事故を防ぐため、被介助者の足がしっかりつくまでベッドを下げておきましょう。
(00:44〜00:51)
自力での起き上がりは、マットレスを手で押し出すように促す
