半側空間無視
半側空間無視は、高次脳機能障害の一種です。
脳の右側の部位を損傷したときに発症するのが、左半側空間無視です。
半側空間無視は発症してもすぐに治るケースも多いとされますが、すぐに治らない場合は長期化します。
左半側空間無視の症状の例としては以下のようなものがあります。
- 左側に置かれたものによくぶつかる
- 車いすの左側のブレーキをかけ忘れる
- 食事を左側に置かれたものだけ残す
- 物を見て絵をかいても右側の部分しか描かない
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第28回(2016年) 問題 110
次の事例を読んで、問題109から問題111までについて答えなさい。〔事例〕Jさん(56歳、男性)は、脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症で、左片麻痺と高次脳機能障害(higher brain dysfunction)があるために、障害者支援施設に入所して、車いすでの生活をしている。Jさんは、現在の施設に作業活動がないことを不満に思っていて、たびたび、妻に「職業訓練や収入を得ることが目的ではなく、のんびりと楽しみながら作業がしたい」と話している。妻はどうしたらよいのか分からず介護福祉職に相談した。介護福祉職は、Jさんが利用できるプログラムについて検討した。その結果、Jさんに合った創作的活動を取り入れたプログラムを実施することになったJさんは、創作的活動に参加したが、その作業手順が複雑になると、何からやればよいのか分からなくなって、計画的に作業を進めることができない。作業をしているときのJさんの状態として、最も適切なものを1つ選びなさい。
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第30回(2018年) 問題 114
次の事例を読んで、問題114から問題116までについて答えなさい。〔事例〕Bさん(72歳、女性)は1ヵ月前に脳出血(cerebral hemorrhage)で倒れて、不全麻痺は残ったが、自力でベッドから車いすに移乗できるまでに回復した。食事や排泄はベッドから離れて行えるようになり、在宅で生活することになった。Bさんは長女と同居しているが、長女は働いていて日中不在なので、介護保険の訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用することになった。Bさんは日中はベッド上での生活が主体である。車いすの左側のブレーキをかけ忘れることや、左側の物に気づかずに衝突してしまうことがある。また、食事の時にお膳の左側の食べ残しが目立ち、屋内の生活にも何らかの介助が必要である。Bさんの症状として、正しいものを1つ選びなさい。
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