8月20日更新
2050年に高齢化率42.3%へ。人口推計に見る江別市の将来性
地域内の人口構造を見ると、江別市における介護職の将来性は非常に高いと言えます。江別市の高齢化率は2025年時点で33.1%に達し、すでに3人に1人が高齢者という状況です。この数値は、介護サービスが地域の生活を支える基盤として欠かせない存在であることを示しています。
高齢者の割合は今後も右肩上がりで推移し、2050年に向けて上昇が続く見込みです。国の推計によると、2050年には42.3%まで高まると予測されています。この傾向は一時的なものではなく、中長期的に介護の担い手が求められ続ける状況が続くと見込まれます。
江別市では高齢化の進行に伴い、介護ニーズが安定して続きます。社会的な需要が途切れることはなく、これからも必要とされる仕事として、キャリアを築くうえで有力な選択肢です。
出典:総務省「国勢調査」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」
求人数は札幌内第11位。まずは江別市内で周辺も視野に
江別市の介護職は需要が非常に強く、希望に合う仕事を選びやすい状況です。公的機関の統計をもとにみんジョブが算出した推計値では、北海道の介護職の有効求人倍率は8.1倍となっています。全産業(1.02倍)や福祉分野(6.44倍)と比較しても、その水準は際立って高いと言えます。
雇用形態別に見ても求人が途切れにくく、柔軟に働き方を選べます。その倍率は正職員8.26倍・常勤(正職員以外)11倍・非常勤7.34倍です。フルタイムから短時間勤務まで、多様なニーズに応える選択肢があると言えます。
江別市は一定数の求人がありますが、札幌の中では少なめの水準です。当サイト掲載数は123件で、札幌内第11位です。平均は約130件前後で、江別市は平均を下回っています。
江別市内を軸に探しつつ、必要に応じて近隣の市区町村もあわせて検討すると、条件に合う職場を見つけやすくなります。通勤圏内も含めて幅広く比較することで、より納得感のある就業先に出会えるでしょう。
出典:みんジョブ(札幌の介護職求人件数・当サイト掲載求人をもとに作成)
※求人件数は、正職員・常勤(正職員以外)・非常勤・パートを合算した当サイト掲載件数です。
江別市や北海道の独自制度と国の介護職向け支援制度、全8種類
江別市の魅力はそれだけではありません。介護職として働く人々を支えるため、公的な支援制度が用意されています。
介護職の方に向け、国が実施する支援制度に加え、北海道や江別市による独自の支援制度も提供されています。これらを合わせて8種類と豊富な支援制度があり、サポートが充実していると言えます。
江別市で利用可能な主要な支援制度は以下の通りです。
| 制度名 |
主な対象者 |
サポート内容(最大) |
受給条件・特徴 |
| 介護職員処遇改善加算 |
介護職員(現職者) |
賃金引上げ 月額平均6,000円(給与の約2%)相当 |
事業所が加算を取得し、賃金改善を実施。事業所を通じて賃金改善分が支給される。 |
| 介護人材確保・職場環境改善等事業 |
介護職員(現職者・新規就業者) |
一時金 最大5万4,000円(勤務日数等に応じて支給) |
事業所が申請し、勤務実績等に応じて介護職員個人に一時金が支給される。 |
| 教育訓練給付制度(一般・特定) |
介護職希望者・現職介護職員 |
受講費用の20%(上限10万円)または40%(上限20万円)等 |
雇用保険の被保険者等で一定の就業期間等の要件あり。指定講座修了後に申請。 |
| 介護従事者確保総合推進事業(キャリアパス支援研修事業・実務者研修等支援事業) |
介護職員、介護職希望者 |
研修受講費用の一部補助 |
北海道内の介護サービス事業所等に勤務または就業予定で、指定研修を受講した場合に補助。詳細は年度ごとに異なる。 |
| 介護従事者確保総合推進事業(介護助手普及促進事業) |
介護助手希望者、未経験者 |
説明会・ジョブマッチング、OFF-JT研修、OJT研修の実施 |
直接介助以外の補助業務を担う人材に対し、説明会や研修を実施。北海道内での就業を希望する者が対象。 |
| 介護従事者確保総合推進事業(外国人留学生生活支援事業) |
介護福祉士養成施設等に在籍する外国人留学生 |
生活支援(内容は年度ごとに異なる) |
北海道内の介護福祉士養成施設等に在籍し、介護分野での就業を目指す外国人留学生が対象。 |
| 江別市介護人材確保定着支援事業 |
江別市内の介護事業所に新規雇用された介護職員・介護支援専門員・社会福祉士・看護師・実務者研修修了者・初任者研修修了者(無資格者は雇用開始日から1年以内に要件を満たせば対象) |
雇用奨励金10万円(1人当たり)、定住奨励金5万円(転入者)、家賃補助(市内に住宅を借りる場合、金額は要確認) |
令和7年4月1日以降に市内事業所へ直接雇用された正規職員で、雇用保険の被保険者・週30時間以上勤務・1年以上継続勤務見込み。無資格者は1年以内に資格取得で対象。法人申請、被雇用者への支給。 |
| 江別市介護人材養成支援事業 |
江別市在住の未就労者(介護職員初任者研修以上の資格未取得者) |
有給研修(約2か月)、受講料無料、社会保険完備、交通費支給 |
事前説明会参加必須。研修修了後は就職支援あり。応募期間・定員あり。 |
出典:厚生労働省「介護職員処遇改善加算」「介護人材確保・職場環境改善等事業」「教育訓練給付制度(一般・特定)」、北海道「介護従事者確保総合推進事業(キャリアパス支援研修事業・実務者研修等支援事業)」「介護従事者確保総合推進事業(介護助手普及促進事業)」「介護従事者確保総合推進事業(外国人留学生生活支援事業)」、江別市「江別市介護人材確保定着支援事業」「江別市介護人材養成支援事業」等の公表資料をもとに作成。
※各制度の内容は年度や要綱の改正により変更される場合があります。最新の情報は必ず各公式資料をご確認ください。
まとめ:将来性・求人数・支援制度から見える江別市の優位性
将来性・求人数・支援制度の3点から江別市における介護職の就業環境を整理しました。本地域では、主に「高齢化の進展による長期的な需要拡大」「自分に合った職場を見つけやすい十分な求人数」「就労定着を後押しする支援制度」の3つのポイントが挙げられます。是非ご自身の希望条件に合った職場をお探しください。
※本記事で紹介している制度情報は、厚生労働省・都道府県・市区町村等の公表資料に基づいています。最新情報は各公式サイトにてご確認ください。